私達家族が注文住宅に住んで、2年が経ちました。
マイホームを考えている方の多くは、インターネットやSNSで事例をたくさん調べている事かと思います。
でも、今一度考えてみてほしいのです。『大切な家族が暮らす空間』として大切なことって何でしょうか?
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2人に1人がアレルギー疾患者
厚生労働省によると、全人口の50%【2人に1人】が何らかのアレルギー疾患をもっているという調査結果があります。
ちなみに我が家は、私を含めた3人皆アレルギー疾患をもっています。
私:気管支喘息,ダニアレルギー,アレルギー性鼻炎
妻:気管支喘息,化学物質過敏症,光線過敏症,食物アレルギー
娘:ダニアレルギー,食物アレルギー(※)
食物アレルギーって『家づくり』に関係無くない?
食物アレルギーについても、潜在的な因果関係が隠れています…全てが直結するわけではありませんが、
「アレルギーマーチ(行進曲)」といってアレルギー体質をもった子は、年齢により種々のアレルギー疾患が次々と連鎖することがあり、「重症⇔軽症」「消失⇔再発」が繰り返し出現してしまうものなのです。
2歳の娘が発症しないことを祈るばかりです。
化学物質過敏症,生物汚染物による空気の汚れ
住んでいる部屋には、多くの化学物質が含まれています。
壁や天井のクロスに含まれる合成化学物や接着剤、家具や建具に含まれる防腐剤や塗料がそれに該当します。
建築基準法により、建材の規制は厳しくなりましたが…十分とは言えません。
化学物質に限らず、室内には生物汚染物も絶えず発生しています。
ダニ(死骸やフンを含む)、カビ、花粉、人から発生するフケ、衣服の繊維ホコリ、ニオイ等も室内空気を常に汚し続けているわけです。
想像しただけで、咳き込んでしまいそうです…
引用:Panasonic「住まいの設備と建材」
これらの化学物質や生物汚染物が引き起こす、喘息・アレルギーに苦しむ人がたくさんいるのです。
喘息をもつこと
私自身、幼い頃から小児喘息を患い、苦しい思いを経験してきました。
喘息をもつこと…それは、その者の生涯を大きく左右します。喘息をもつ,もたないの人生はまるで別物なのです。
親がアレルギー疾患をもつ場合、子にアレルギーになりやすい体質が遺伝してしまうのも事実です。
「この子も、もしかすると…」考えただけで、胸が張り裂けてしまいそうです。
私の両親もきっと心を痛めたのでしょう…
2歳から3歳にかけて発症する
小児喘息の多くは、2歳から3歳にかけて多く発症し、小児喘息患者の90%が6歳までに発症します。
私もその一人です。
6歳以下のお子様がいるパパさん、ママさん…他人事ではありません。
それも小児喘息患者数の割合は年々増加しているというのです。
人間がもっとも摂取しているもの
それは、もちろん『空気』ですよね。
1日に約18kgもの空気を体内に取り入れています。食べ物や飲み物とは比べものにならない程の差があります。
引用:Panasonic「住まいの設備と建材」
室内で過ごす時間が長ければ長いほど、室内空気をたくさん摂取することになります。
人間にとって、いかに周りの「空気」が大切かわかりますよね。
毎日の食事の栄養バランスを考え、摂取することと同じように…「空気」についてもっと注視する必要があると思いませんか?
子どもは大人の2倍、空気中の汚染物質を吸っている
子どもは大人に比べると身体が小さく、取り入れる空気量は少ないですが、
体重1kgあたりで比較すると、呼吸によって取り込む汚染物質の量は大人の2倍になるそうです。
こんなに小さな身体に、どれほどの汚染物質が入ってしまっているのだろう…
汚染された空気の中で長時間過ごすことによって、小さな身体に喘息、アレルギーが発症するかもしれないのです。
愛する我が子の、吸い込む空気はキレイにしてあげたい…
その環境をつくるのは、他の誰でもなく、親であるアナタなのです。
まとめ
いかがでしたか?
オシャレでカッコイイ空間やデザインに憧れる気持ちは理解できますが、
『大切な家族が暮らす空間』として本当に大切なことは何か?
「見てくれのデザイン」よりも「目に見えない空気」こそ、大切にしてほしいのです。
小さなお子様がいる子育て世帯はなおさら。
家の中の空気は放っておくと汚れ続けます。
家本体から…家具から…日用品から…食品から…衣類から…人から…絶えず汚染物質が放出され続けるのです。
家の中の「空気をコントロール」し、「発作を予防」する。
これが我が家の家づくりにおいて大切にしたことです。
実際に「空気をコントロール」できる家に住みたいと思うと、マンションや中古戸建て,建売戸建て住宅では満足した計画にすることは難しい…
間取りや設備が、既に売主に決められているのですから…カスタムしようにも、制限ばかりで自由度が低すぎます。
だから我が家は「注文住宅」を建てることにしたのです。
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