こんにちは!あ’s familyです!
普段、建築施工管理技士(現場監督)として働く私が、注文住宅に住んで2年が経ちました。
今回は、建築に従事する私なら「選ばない」注文住宅の間取り・仕様を7つ紹介します。
一生に一度の家づくり。後悔しないために、参考にして下さい。
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畳数、坪数にとらわれる
「LDKは20畳!」「ランドリールームは3畳以上は欲しい!」
このような数字にとらわれた固定概念は、あなたにフィットした間取りを得られにくくなります。
数字・情報をもとに「何となく」、「根拠のない数字」にとらわれている人が非常に多いように感じます。
「ココにこの家具を置くんだ!」
「ココを通ってアッチにいくんだ!」
のように理想がフワッとしていて、ぼんやりとしている方が、理想のプランに辿り着きやすくなるはずです。
スキップフロア
引用:アイ工務店
一見すると、楽しそうな空間で、ワクワクしますね。
ただし、動線(階段・通路)を確保する為に、無駄な床面積が増えてしまいます。
また、換気効率・空調効率も通常に比べて劣ります。
年を重ねるにつれて、上下移動が面倒になり、掃除の手間も増え、各フロアが物置のようになる…
結果、雑多で、いつまで経っても片付かない家に陥ります。
余程、収納・掃除に自身がある方でないと、理想の空間にはなりません。
タンクレストイレ
引用:LIXIL
コンパクトでスタイリッシュな見た目が人気のタンクレストイレですが、次のようなデメリットがあります。
✓ 高価格(故障の際、修理費用も高額になる)
✓ 停電時には水が流れない(機種による)
✓ 手洗器がない
また、強い水圧が必要になるため、
✓ 設置箇所が2階以上
✓ 高台の土地に建てられた住宅
この場合は、もともと水圧が低いため、タンクレスは不向きで、排水詰まりが発生しやすいリスクがあります。
一般のタンク式の方がコスパが良く、ストレス無く使用できるでしょう。
浴室暖房乾燥機(電気)
メーカーに薦められるがまま、何となく採用していませんか?。
衣類の乾燥機能を求めているなら、ガス式をお薦めします。
電気式はとにかく非力で一晩中稼動させても乾かず…オイッ💢って事が多いです。電気代だけ喰われ続けます。
ヒートショック予防になる暖房機能だけなら、電気式も○です!
造作(造り付け)建具
自然素材にこだわった地元工務店で提案されることが多い、造作(造り付け)建具。
しかし、天然木は経年変化をし続ける素材です。
環境(直射日光、水分、温度、湿度など)に影響されやすく、乾燥・収縮を繰り返します。
その為、反り・割れ・カビ・変色は避けられません。幾度とメンテナンスが必要になります。
また、天然木はとても高額です。そして、メーカー既製品に比べて重くなり、気密性も低い。
見た目、肌触り以外のメリットはありません。
どうしても天然木を使用したい方は、家具での採用がお薦めです。
ルーフバルコニー
引用:大和ハウス工業
不要論が一般的となったルーフバルコニー。
これはランドリールームや乾燥機、除湿機などが発達したことにより、不要論が一般的になりました。
物干し以外での使用頻度は非常に低く、初期費用も高額、定期的なメンテナンスも必要と考えると、
コスパが悪く、必要無い場所となる可能性が大きいです。
2way玄関・ウォークスルー収納
引用:SUUMO
住宅展示場やSNSで目にすると、心惹かれますよね。
ただし、これを採用できるのは来客が多い家庭(自宅で教室、サロン運営している等)、又は大豪邸に限ります。
通路を確保する分、実面積に対して、収納量がガクンと落ちてしまいます。
余程、床面積に余裕のある物件でない限り、オススメできない間取りです。
まとめ
いかがでしたか?
建築のプロは「選ばない」注文住宅の間取り・仕様を7つ紹介しました。
家づくりは一生に一度きり。大切な家族と永く生活する空間になります。
後悔の残らないように、家づくりを楽しんで下さい。