こんにちは!あ’s familyです!
アレルギー疾患に悩む私達家族が、注文住宅に住んで2年が経ちました。
今回は、私達が体質的に避けた(採用しなかった)間取り・仕様を7つ紹介します。
一生に一度の家づくり。家族の健康に不安がある方、参考にしてみて下さい。
【PR】タウンライフ家づくり
【PR】抗ウイルス・抗菌コーティング|確かなエビデンスと多数の実績。無光触媒エコキメラ
【PR】家のあらゆるシーンを簡単スマート化!SwitchBot公式サイト
吹抜け・スキップフロア・リビング階段
LDKに採用されることが多く、実面積以上の空間の広がり・ゆとりを感じられる視覚的なデザインが人気です。
ただし、空間の形が複雑になり、体積が増えるため、掃除や空調・換気の効率は格段に落ちます。
手が届きにくい場所が増えると、汚れ・湿気が蓄積され続け、ずっと空気が汚染された場所で生活することになりかねません…
また、リビング内に階段があると「生活(家事)動線」と「くつろぎの場」が重なってしまいます。
通路となる場所が自然と形成され、家具・家電の配置が限定されます。
その結果、リビングが通路(の為の空き地)だらけになり、家族が行ったり来たり…落ち着きのない空間をまねいてしまう事が多いです。
人が移動する度、周囲の微細なホコリや臭いが舞います。
リビングを家族が行き交う度に、汚れた空気が舞うと考えると、「生活動線」と「くつろぎの場」はできる限り、離した方が快適に暮らせます。
行き止まりの(回遊性のない)LDK
前項では、「生活(家事)動線」と「くつろぎの場」は離した方が良いと述べました。
その考えに基づくと、リビングは行き止まりで回遊性が無い方が、「くつろぎの場」が形成しやすくなります。
ですが、行き止まりの空間にしてしまうと、人間だけでなく、空気も留まる場所にしてしまいます。
換気計画としては、空気の「入口」と「出口」の配置が重要です。
その点も併せてリビングの「くつろぎの場」をどう形成するか、バランス良く計画しましょう。
我が家のLDKは、回遊性をもたせ、行き止まりではありません。
生活(家事)動線は廊下に集約し、LDKと切離しています。
水廻り(トイレ・脱衣・洗面)がリビングアクセス型
こちらも1項と同様、「生活(家事動線)」と「くつろぎの場」が重なってしまっている間取りです。
家族が行ったり来たり…落ち着きのない空間をまねいてしまいます。
これに加えて、水廻り(特にトイレ)は臭気を発生させる場所です。リビングアクセス型の間取りでは、発生した臭気がリビングに流れてしまうことがあります。
これは、排気能力が高いレンジフード等を稼動させた際に、リビングに臭気を引っ張ってしまうことが原因で起こります。
それぞれの個室に「24時間換気」として、局所換気が設置されますが、より排気能力が高い方に空気は引っ張られてしまうのです。
流水音もリビングに響いてきますし、避けるべき間取りです。
2way玄関・ウォールスルー収納
引用:アイ工務店
住宅展示場やSNSで目にすると、心惹かれますよね。
ただし、これを採用できるのは来客が多い家庭(自宅で教室、サロン運営している等)、又は大豪邸での話です。
通路を確保する分、実面積に対して、収納量がガクンと落ちてしまいます。
また、靴、カバン、コート等、外部で使用したものの収納場所をウォークスルー型とした場合、付着したアレルゲンや臭気が換気設備に引っ張られて、室内へ流れていくリスクが考えられます。
面積に余裕があり、換気計画が考慮されている場合でない限り、オススメできない間取りです。
オープンキッチン
引用:アイ工務店
子供の様子を見ながら調理ができる、またキッチンをインテリアとして楽しめるのが魅力です。
ですが、調理中のオイルミストや臭気は室内に飛び散り、充満してしまいます。
また、レンジフードが外壁から離れて配置されることが多いため、天井内のダクトが長くなります。
施工費は高く、ダクト内の油汚れもより多く蓄積され続けます。
キッチンの利用頻度が低い(あまり自炊しない)ご家庭、余程の綺麗好きな方でない限り、デメリットの方が多いでしょう。
我が家のキッチンは、腰壁+キャビネットでLDKからキッチンの手元が見えません。
キッチンを見せたくないし、見たくないって方、案外多くいらっしゃいます。
見せる収納(飾り棚・オープンラック)
フォト、フィギュア、書籍等をディスプレイして、毎日眺めて楽しめるのが魅力です。
ですが、こまめな掃除をしなければ、すぐに埃溜まりになってしまいます…
「どうしても飾りたいものがある!」
「毎日の掃除は当たり前!置物もピカピカに磨いてます!」
という御家庭以外は、避けた方が良いでしょう。
我が家も「飾りたいもの」はたくさんあります!…が、欲望は抑えこんで…
収納はすべて扉付きです。
ローコスト家具・ヴィンテージ家具
これは、家が建ったあとの話かもしれません。
建物本体に使用する建材や設備の化学物質は、現在では法規制に基づき、使用が制限されています。
ですが、家具への化学物質の使用は怪しいものが多く存在します。
特に大量生産されているローコスト家具、法改正より以前に製造されたヴィンテージ家具は、
着色料、保護塗料、接着材にどのような成分が含まれているか、調べることをオススメします。
妻は化学物質に敏感で、某大手インテリア店舗に入店しただけで、
目がチカチカ、頭痛がすることがあるようです…
自然塗料、植物性塗料は安全とされ、健康被害は無いですが、不快な臭いを発するものもあります。
実物を見ず触れずのまま、安易に通販等で購入されるのは避けるべきです。
まとめ
いかがでしょうか?
アレルギー疾患に悩む私達家族が、体質的に避けた(採用しなかった)間取り・仕様を7つ紹介しました。
家づくりは一生に一度きり。大切な家族と永く生活する空間になります。
家族の健康に不安がある方の参考になれば幸いです。