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【注文住宅の間取り事例】アレルギー対策・家事ラク動線に特化した我が家を紹介!

アレルギー対策
この記事はこんなアナタにおすすめ

✓ 家づくりを考えている方

✓ 間取り迷子中の方、提案された間取りの良し悪しの判断に悩んでいる方

✓ 喘息やアレルギー疾患をお持ちの方

✓ 小さなお子様がいる子育て世帯の方

我が家は全員アレルギーっ子です。発作が起きないよう注意深く生活しています。

そんな我が家は、アレルギー対策を重視した間取りになっています。

近年主流の間取り住宅業界の常識に囚われることなく、自分達のアレルギーと悪戦苦闘する生活を隅々までイメージして、間取りを検討しています。

結果…ストレスが少ないスムーズな生活動線が描けたのです。

これから家づくりをされる方々の参考になれば幸いです。

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「曖昧な繋がり」「ウォークスルー」「廊下がない」「吹き抜けリビング」「リビングのスケルトン階段」

住宅界隈でよく耳にする言葉です。

魅力的な響きですが、アレルギーっ子にとって全く良い空間ではありません…

家の中には目に見えない汚染物質がたくさん舞っています。

外出先から花粉や黄砂、PM2.5が家の中に持ち込まれ…

生活する中で発生するダニ、ノミ、カビ、繊維、ホコリ、臭い…、建材や家具に含まれる化学物質…、

人からも毛やフケ、CO2、汗や臭い等が絶えず放たれているのです。

家の中に間仕切がほとんど無く、1つの大きな空間だったら、家の中の空気は絶えず汚れたままの状態で、ずっと汚れた空気の中で生活することになるのです。

アレルギーっ子にとっては逃げ場の無い苦しい空間に居続けることになるのです。

その対策として、汚したくない空間」と「汚れても良い(汚れやすい)空間」に完全に分けて、隔てることが有効なのです。

我が家の1Fです。

帰宅後、廊下から【洗面】【脱衣】【浴室直接アクセスできる動線になっています。

これは新型コロナウイルスによる感染症予防にも有効な動線計画として取り上げられていたカタチですね。

リビングに外出先のウイルスアレルゲンといった大気汚染物質を持ち込まないメリットがあります。

下の図が我が家の換気計画です。

システム換気は全熱交換型第1種換気を採用し、空気が滞留する箇所に局所換気(強制排気)を配置しています。

汚れても良い(汚れやすい)空間に局所換気や空気清浄機を集中させて、各々の空間で換気・浄化させることを狙った間取りと換気計画になっています。

廊下を確保する為に、LDKや他部屋の面積が削られてしまうのがデメリットです…

LDKの広さは家族構成や好みに合わせて、最大限広く取りたいですよね!

その分、LDK以外の部屋は必要最小限の広さで良いのです。

我が家は廊下に面積を取った分、狭くなったという背景がありますが…

必要な部屋をシンプル&コンパクトにすることは、換気効率にも有効で、湿気によるカビの抑制にも効果的です。

また、我が家は【衣類収納】【洗面】【洗濯・脱衣室】を並列配置しています。

それぞれは小さな個室ですが、洗濯動線を直線短距離で完結させることができます。

また、入浴中に洗面が使えない」「衣類が取り出せない」といった生活渋滞を回避しています。

自身と家族の「家事動線」「収納方法」をしっかり思い描くことが大切です。

乾太くん」「壁埋込収納ルルボ」は、家事の時間・労力を軽減できる素晴らしいツールです!

我が家の1階には4つの収納があります。各々の収納には役割があります。

 ✓ 土間収納  :汚れ物(シューズ、カバン、道具、ベビーカー、紙・ダンボールゴミ等)

 ✓ ストック収納汚れてないけど、洗わない or 使用頻度の低い物(日用品、書類、シーズン物等)

 ✓ 衣類収納  :綺麗な物(洗濯済みの衣類)

 ✓ リビング収納リビングで使う物(Blu-rayレコーダー・ディスク、掃除用具、娯楽・玩具等)

広いWICファミクロをドーンと配置するよりも、適所に決まった物を置く計画にすると、片付きやすく、汚れを家の中に持ち込みにくくすることができます。

「収納部屋の広さ」よりも「収納する物は何か」「家のどこに収納が必要か」を良く考えることが大切です。

ただし、部屋数が増えるので掃除の手間が増えてしまいます…

いかがでしょうか?

広さ」や「繋がり」によって生まれる空間は視覚的に魅力あるものになると思います。

しかし、我が家はあえて「隔たり」をつくることで、健やか快適に暮らせる間取りを計画しました。

目に見えないからこそ知識入念な計画が重要です。

家づくりを依頼するハウスメーカー工務店の営業マン設計者アレルギー疾患の苦しみは理解してもらえません

理解してもらえないから、アレルギー対策の提案も期待できません。

だからこそ、施主自身が知識を身に付け、最適な間取り仕様設備を選ばなくてはいけないのです

愛する家族と暮らす空間なのですから。

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