こんにちは!あ’s familyです!
我が家が注文住宅を建てて2年が経ちましたが、この2~3年の間で社会情勢・住宅業界が様変わりしています。
今回は2024年現在、家づくりに踏み切れないでいる方に必見の情報をお伝えします。
2025年から、さらに家が建てにくい事態になるかもしれません。是非、最後までお読みください。
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物価上昇によって建築材料・設備機器の価格が高くなる
物価上昇、円安については日頃から耳にされていると思います。
「新型コロナ」「世界的コンテナ不足」「ウクライナ危機」「生産拠点の被災」「EVシフトに伴う半導体不足」
これらの社会情勢により、世界的な原材料・原油不足、燃料価格高騰、円安が引き起こされ、
建築材料の価格が高騰し続けています。今後も上昇傾向…下がる見通しなんて全く見られません…
建築材料の物価は、2021年1月(新型コロナ第3波)から比較して、31%も上昇しています…
原材料不足、働き方改革によって工事期間が長くなり、建築費用が高くなる
物価高騰と同じく社会情勢によって、アイアンショック、半導体不足、樹脂原料不足が起こりました。
これにより建築材料・設備の納期遅延(メーカーの生産が追いつかず、品物が現場に届かない)が発生するのです。
また、2024年4月から建設業・運送業も働き方改革が適用され、長時間労働が抑制されました。
住宅会社の社員も、建築職人も長時間労働ができなくなったのですが、仕事量が減るわけではありません。
なので長い工事期間が必要になります。
工事期間が長くなる=労務費・経費も追加で必要なので、建築費用が高くなってしまうのです。
2025年4月から住宅の省エネ性能表示が義務化される
引用:国土交通省
2025年4月から、省エネ性能表示制度が義務化されます。
これに適合しない住宅は、住宅ローン控除が受けられなくなるという強烈な施策となっています。
食べログの☆評価のように『住宅性能が見える化』されるため、仲介業者、施主にとっては良い施策でしょう。
また大手ハウスメーカーは、数年前から既に取り組んでいる内容なので、問題無く対応できるはずです。
問題は…『設計事務所や工務店で建てる住宅が、これまでと同じコストで対応できるのか』です。
デザインや素材など、表面的な要素ばかりにこだわった住宅は、2025年4月から売れなくなります。
「性能が劣っても良いから、デザイン・素材に拘りたい」
「性能を下げて、建築費用を抑えたい」
なんて考えていた方も少なくないでしょうが…
住宅の中身(性能)から高品質にすることが求められますから、大手ハウスメーカー以外の住宅は超高価格の嗜好品となってしまう恐れがあるのです。
工務店が建てる住宅は言わば、ハンドメイドの一点もの。
大手ハウスメーカーは大量発注することによって、建材・設備の低価格化が可能なのです。
まとめ:家づくりするなら2024年がラストチャンス!
いかがでしたか?
住宅の価格高騰に終わりは見えず、2025年4月から省エネ性能表示が義務化されることで、
今後、住宅業界に大激震が起こる事態となりそうです…
家づくり検討中の方、2024年がラストチャンスかもしれません。